Insight Diagnosticsは、通常トラブルシューティングの手順の1つの方法として使用されます。 サーバーに問題が発生した場合は、以下のいくつかの方法を実行してください。
HP Insight Diagnosticsオンライン版 for Linuxは、オンライン モードでのみ実行されます。 このモードでは、サーバーのオペレーティング システムは実行され、サーバーは稼動しています。 このモードでは、サーバーからのソフトウェア情報を診断に利用できます。
Insight Diagnostics Survey機能は、ハードウェアおよびソフトウェア構成データをセッションとして取得します。 セッションとは、あるポイント、時間におけるシステムのデータ設定状態の集まりです。 Survey機能は10種類の異なるセッションを保存します。
オリジナル設定セッションは、Insight Diagnosticsを最初に起動したときに作成されるsurveybase.xmlという名前のファイルに保存されています。 このファイルを削除した場合、次のセッションのキャプチャーが実行されたときに新しいファイルが作成されます。 ユーザー オプションは、スケジュール セッション キャプチャーのために提供されます。 個々のセッションは、コマンドラインからキャプチャーでき、ユーザーが指定したファイル名に保存できます。
Insight Diagnosticsを起動するごとに、Surveyファイルがハードディスク ドライブに保存され、ユーザーが手動で削除するまで残ります。 Surveyセッションは、xmlファイルとして保存されます。 ファイル名は、"survey"という文字が含まれていて、その名前に日付と時刻が付加されます。
Survey履歴ファイルおよび履歴比較などの機能は、オンライン動作時のみ利用可能です。
Insight Dinagnostics診断機能は、HP Smartアレイ コントローラーに接続されたハード ドライブ、および診断可能な電源のテスト機能を提供します。
Smartアレイ ドライブ診断は、HP Smartアレイ コントローラーを使用して作成された論理ドライブをテストする際に、テストとトラブルシューティングの推奨事項を提供します。さらにSmartアレイ ドライブ診断は他にもいくつかの独特な機能を提供します:
電源診断により選択された電源ヘルス状態の評価でき、また以下の電源に関連した障害状態を検出します。
過電圧、過電流および温度超過が発生した場合、起こりうるシステム ダメージを避けるために電源はシャットダウンします。
インテグレーテッド マネジメント ログには、POST中に発見されたシステム エラーと通常のオペレーションでシステム マネジメントによるエラーが含まれています。 IMLは、問題を切り分けるために利用することができる、日付と深刻度のレベル、エラー回数を記録します。