iLO を使用して以前更新した Integrity サーバーを更新したが、システムファームウェアの変更をアクティブにするためにサーバーの電源を切り、再起動を実行しなかった場合は、HP SUM から保留中の更新の処理について回答を求められます。ユーザーには、次の選択肢があります。
システムをそのままにし、後で手動で再起動してアクティブにする。
HP SUM でターゲットが無効にされるため、保留中の更新をアクティブにするために、手動でシステムの電源を切り、再起動する必要があります。再起動後、HP SUM を起動してファームウェアの更新を続行できます。
HP SUM がシステムの電源を切り、オペレーティングシステムを再起動してアクティブにするようにさせる。
HP SUM は、オペレーティングシステムに通常のシャットダウン要求を送信し、サーバーの電源を切ってアクティブにします。次に、HP SUM は、サーバーの電源を入れます。システムの再起動後、新しい更新を続行できます。
HP SUM に保留中の更新を取り消させる。
これを選択すると、保留中の更新が取り消されます。取り消しの完了後、HP SUM がターゲットを再び検出するので、新しい更新を続行できます。
保留中の更新を取り消す前に、その更新が最新の更新を適用できなくするような重要度を備えた修正プログラムでないことを確認してください。
HP Integrity BL8x0c i2/i4 または rx2800 i2/i4 サーバーを更新する場合は、次回の電源切断時にファームウェアのアクティブ化が実行されます。システムの電源切断時にファームウェアのアクティブ化を手動で確認するには、iLO-3 MP CM コマンドの fw
を実行してください。
注記: 更新を取り消したが、新しい更新を実行しないと、サーバーが起動不能状態に留まる場合があります。iLO とシステムファームウェアが混在し、互換性がない場合があります。保留中の更新を取り消す場合は、新しいファームウェア更新を完全に実行してください。 | |