テストコンポーネント


[注記: ]

注記: この章では、HP Insight Diagnostics Linux オフライン版のユーザーを対象に、サポートされているテストコンポーネントについて説明します。テストコンポーネントとテストが記載された最新の完全なリストは、[ヘルプ]タブの [テストコンポーネント]サブタブで確認できます。


サポートされるテストコンポーネントは、次のとおりです。

  • [CPU]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべてのプロセッサーを識別し、関連する構成情報をキャプチャーして、これらのデバイスが適切に動作しているかどうかを確認します。

  • [ファン]― このテストコンポーネントは、システムファンのステータスを確認します。

  • [グラフィックス]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべてのグラフィックデバイスを識別し、関連する構成情報(ASIC、モニタータイプなど)をキャプチャーして、これらのデバイスが適切に動作しているかどうかを確認します。

  • [入力装置]― このテストコンポーネントは、システムに接続されているキーボード、マウス、その他の入力デバイスを識別します。

  • [メモリ]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべてのメモリモジュールを識別し、関連する構成情報をキャプチャーして、これらのモジュールが適切に動作しているかどうかを確認します。

  • [その他]― このテストコンポーネントは、コンピューターのコンフィギュレーションメモリ(CMOS)、BIOS データ領域、割り込みベクトルテーブル、診断コンポーネント情報から情報を収集し、表示します。

  • [パラレルポート]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべてのパラレルデバイスを識別し、関連する構成情報をキャプチャーします。パラレルポートが適切に構成され、情報の入手が可能な場合は、関連する DMA、IRQ、I/O ポートも報告します。このテストコンポーネントでは、これらのデバイスが適切に動作しているかどうかを確認することもできます。

  • [PCI バス]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべての PCI デバイスを識別し、このデバイスの I/O が適切に動作しているかどうかを確認します。

  • [ラック]― このテストコンポーネントは、ブレードインフラストラクチャのコンポーネント(ラック、取り付け済みのシャーシなど)に関する情報を収集し、表示します。シャーシタイプ、製品 ID、製造メーカー ID、シリアル番号、ラック内の各ゾーンの温度、システムに取り付けられたファンのステータス、サブシステムのファームウェアリビジョンなどの情報があります。さらにこのテストコンポーネントは、複数のテストを実施して、ラックサブシステムのバージョン、EPROM デバイス、取り付け済みのファンを検証します。

  • [リモート管理]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているリモート Insight ボードを識別し、関連する構成情報をキャプチャーします。リモート Insight ボードテストは、ディスカバリの実行中にドライバーがインストールされた場合にのみ実行されます。

  • [シリアルポート]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべてのシリアルデバイスを識別し、関連する構成情報をキャプチャーして、これらのデバイスが適切に動作しているかどうかを確認します。

  • [記憶装置]― このテストコンポーネントは、IDE、USB、SCSI、またはファイバーチャネルネットワーク経由でシステムに接続されているストレージデバイスを識別します。

  • [システム マネジメント]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているホットプラグ LED、I2C、LCD、CMOS、および ASM システム管理デバイスを識別し、これらのデバイスが適切に動作しているかどうかを確認します。

  • [USB]― このテストコンポーネントは、システムに取り付けられているすべての USB デバイスを識別し、関連する構成情報をキャプチャーして、これらのデバイスが適切に動作しているかどうかを確認します。